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パソコンで「どう」と入力すると、「々」に変換される。「おなじ」と打っても「々」が出る。いわゆる踊り字と呼ばれる符号である◆踊り字は、直前の漢字を繰り返すための記号で、常用漢字表には載っていない。片仮名のノとマに分解できるので「ノマ記号」と呼ばれることもあるが、これ自体に読みはなく、辞書の見出しにはできないそうだ。辞書編集者の神永曉さんの著書『悩ましい国語辞典』にあった◆このところ、政治の動きを伝える記事に踊り字が目立つようになった。わずか1か月のうちに経済再生相、法相、総務相の3閣僚が次々に辞任した◆世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題や閣僚の不祥事が続き、岸田首相は目の前の課題に汲々(きゅうきゅう)としているようだ。物価高対策など肝心の重要政策は思うように進んでおらず、このままでは首相は求心力を徐々に失いかねない◆文法上、踊り字を二つ重ねて使うこともできるらしい。たとえば一杯一杯は一杯々々、後手後手は後手々々となる。おそらく字が踊るように見えたのが、踊り字の由来だろう。心なしか、政権の足元もふらついて見える。
読売新聞 編集手帳より

アホな私は「dポイント」で購入しようとした際、
パソコンから入ってしまい「堂々巡り」しました。
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