賃貸アパートやマンションにお住まいの方、そしてこれから引っ越しを考えている方にとって重要なのが「家賃の引き落とし日」になります。
一般的に家賃の引き落とし日は毎月26日、27日に設定されていますが、これは給料日が25日になっている方が多いためです。
もしあなたの給料日が25日でなかったら?もし銀行口座にお金がなくて引き落とせなかったら?これらトラブルへの対処法をまとめていますので、ぜひご覧ください。
家賃引き落とし日を変更したいときは?個別対応してくれることも
家賃の支払い方法にはいくつかありますが、一般的には入居者の銀行口座から自動的に引き落とされるように手続きすることが多いです。
入居時に「家賃の引き落とし日は27日」など、家賃支払日が契約書に明記されているはず。
もしこの契約書にハンコを押してしまったら、その後の契約変更(引き落とし日の変更)は不可能です。
また賃貸物件を管理する不動産会社が「すべての物件の家賃を27日に引き落とすようにしている」と頑なに拒むようであれば、家賃引き落とし日に関する交渉ができないので注意してください(大手不動産会社ほど融通が利きません)。
もし「私の給料日は毎月10日なので、引き落とし日を11日に変更できませんか?」と正当な理由があり、さらに不動産会社が柔軟に対応してくれるのであれば家賃支払い日の変更ができるかもしれません。
あくまでも「その可能性がある」という程度なので、個別不動産会社と交渉する必要があります。
残金が足りず引き落とし出来なかったときは?入金のために確認すること
もし預金残高が足りず家賃の引き落としができなかったときは、一体どうすればいいのでしょうか?
この場合大急ぎで自分の口座に家賃を入金するのではなく、まずは不動産会社に連絡しましょう。
自分の口座にお金(家賃)を入金しても再引き落としされることはありませんので、まずは「家賃の支払いをおこなう」意思をきちんと伝え、指定された口座へ入金するのが正しい対応です。
そのとき延滞金を請求されることがありますが、この延滞金も含めて口座に入金しましょう。
家賃滞納は、管理者(不動産会社や大家サイド)に不信感を与えてしまう深刻なトラブルです。
そのため誠心誠意謝罪し、速やかに指定された口座に家賃を振りこまなければなりません。
もし「今月は家賃の引き落としをするだけの残高がないかもしれない…」と思ったら、早めに不動産会社に連絡し最悪の事態に備える等の配慮が必要です。
一番大事なのは不動産会社や大家との信頼関係、そのため慎重に、そして誠実をもって対応しましょう。
まとめ
賃貸住宅の家賃引き落とし日は27日前後に設定されていることが多いのですが、不動産会社によって日にちにバラつきがあります。
契約書に家賃引き落とし日が明記されているので、もし難しそうなら事前に相談しましょう。
また家賃の引き落とし日に間に合わなかった場合、すぐに不動産会社に連絡して誠意をもって対応することが大切です。