賃貸物件を選ぶ時、マンションにするかアパートにするか、といった選択をすることもありますよね。
そもそもマンションとアパートの違いとは、一体何でしょうか?
今回はマンションとアパートについて、両者の違いや、それぞれのメリットやデメリットを併せてご紹介します。
マンションとアパートの違いは、その構造にある
実はマンションとアパートの違いについて、明確な定義や法的な決まりはありません。
物件を取り扱うハウスメーカーや不動産会社が各社で規定を定めて区別しているのが実情ですが、その際に指標としているのは、建築物の構造である場合がほとんどです。
更に会社や機関によって、構造だけでなく建築材料や階層なども指標としてあげている場合もあります。
これらを踏まえたうえで区別すると、一般的に、構造が鉄筋コンクリート造やその他堅固な造りの建物をマンション、軽量鉄骨造や木造等の建物をアパートとして分類している場合が多いです。
マンションとアパート、それぞれのメリット・デメリットは?
マンションとアパートには、それぞれのメリットとデメリットがあります。
まずマンションのメリットですが、第一にセキュリティーの高さが挙げられます。
マンションには防犯カメラやオートロックが装備されている場合が多いため、セキュリティーの高い物件が多くなっています。
セキュリティーがしっかりしていると、安心して暮らせますね。
また、マンションの構造上、耐震性、耐火性、遮音性に優れている点もメリットと言えます。
一方でデメリットとしては、家賃や駐車料金、管理費等が高くなるといった点があります。
24時間換気が装備されていないマンションの場合は、構造上、気密性が高いゆえに結露しやすいといった点もデメリットと言えるでしょう。
次にアパートのメリットですが、一番は家賃や駐車料金が比較的安価な場合が多い点があげられます。
毎月の固定費を抑えられるのは大きなメリットですね。
木造建築のアパートの場合は、通気性がよく湿気にくいといったメリットもあります。
逆にアパートのデメリットとしては、防犯カメラやオートロックがない物件が多いため、セキュリティー面で多少不安が残るという点が挙げられます。
また、遮音性が低いため、防音面で気を遣う場面があるのもデメリットと言えます。
まとめ
今回はマンションとアパートの違いや、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介しました。
最近ではそれぞれのデメリットをカバーするような物件も多数出てきているので、物件自体を良く知る事も大切ですね。
マンションやアパートのそれぞれのメリットやデメリットを理解し、家賃の予算や希望条件など、自分に合った物件を選ぶ時の参考にしてみてください。