鎌倉市に引っ越ししたあと、円覚寺へ行きたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、鎌倉市の円覚寺の概要について、由来や歴史含めてご紹介します。
また円覚寺の数ある見どころのなかから、「妙香池」と「洪鐘」をご案内しますので、お出かけになる前にぜひお読みください。
鎌倉市の円覚寺とは?名前の由来と歴史など概要をご紹介
鎌倉市にある円覚寺(えんがくじ)は、臨済宗円覚寺派の大本山であり、鎌倉五山の第2位となっています。
1282年、鎌倉幕府8代執権である北条時宗が、元寇の戦没者を出身国の区別なく弔うことを目的に開基し、無学祖元禅師を宋から招いて開山しました。
正式名称は「瑞鹿山(ずいろくさん)円覚興聖禅寺」です。
山号の由来は、開山式の落慶法要に、白鹿が無学祖元禅師の法話を聞きに集まった逸話から来ています。
仏教では、お釈迦さまの頃から鹿が集まるのは神聖な場所であるとの考えがあり、「おめでたい鹿が集うお寺」を意味する山号です。
寺名は、大乗経典である「円覚経」が、建立途中に出土したことに由来します。
開山後は、夢窓疎石禅師など歴史に名を残す禅僧を数多く輩出するなど、臨済宗の興隆に貢献しているお寺です。
●所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内409
●拝観時間:3月~11月 午前8:00~午後4:30/12月~2月 午前8:00~午後4:00
●アクセス方法:JR横須賀線「北鎌倉駅」下車徒歩1分
鎌倉市、円覚寺の数ある見どころから2選をご紹介
円覚寺の見どころである「妙香池(みょうこうち)」は、開山当初から放生池(ほうじょうち)としてありました。
放生池とは、仏教の捕獲した魚などを池に放流して殺傷を戒める「放生会(ほうじょうえ)」の行事に使う池です。
国の史跡・名勝の指定を受けており、池の形状はほぼ四角形をしています。
妙香池を造る際に出てきた岩盤は、地層の縞模様から「虎頭岩(ことうがん)」と呼び、力強さを添える存在です。
また、「洪鐘(おおがね)」は、関東地方の梵鐘でもっとも大きく、国宝に指定されています。
1301年に9代執権の北条貞時が寄進しましたが、鋳造に2回失敗し、江の島の弁天堂に7日間こもって祈願し、完成しました。
そこで、感謝の意を込めて弁天堂も造営してお祀りしています。
鋳造は物部氏によるもので、氏が率いる鋳物師集団とともに鎌倉大仏を鋳造した子孫が手掛けた梵鐘です。
洪鐘は高台に位置するため、長い石段を歩いていかなければなりませんが、弁天堂近くのお休み処からの眺めは素晴らしく、富士山が見えることもあります。
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まとめ
鎌倉市にある円覚寺は、臨済宗の鎌倉五山のひとつとして、開基は北条時宗、無学祖元により開山されました。
多くの名僧を輩出する他、境内には関東随一の大きさで国宝になっている洪鐘や、創建当初からあった国指定の史跡・名勝である妙香池などがあります。
鎌倉市に引っ越した際には、ぜひ訪れてみてください。
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