ホームメイト大船駅前店 ジェイワンの賃貸ブログです。
「やじうまではない。やじんまだ」。先代の桂文治師匠は江戸時代の言葉遣いを弟子らに厳しく仕込んだ◆礼の言い方にもうるさかった。「ありがとうございました」は駄目で、「…ございます」を奨励したという。<「ました」じゃ、「この後はご贔屓にして戴かなくても結構で」って言ってるようなもんですから…縁切りですよ>(『十代文治 噺家のかたち』うなぎ書房)◆時代考証というより師匠の私的なご意見に聞こえなくもないが、旅客の回復を待つ方には響く言葉だろう。縁切り状態が解消され、訪日外国人客が戻りつつある◆今月からいよいよ、中国からの渡航者への水際対策が緩和される。あちらの政府が団体旅行を解禁する日も、そう遠くないとの見方もある。以前、街では驚くほど中国語が聞かれた。百貨店や電器店、ホテルが、中国語を話す従業員なしに成り立たないといわれたのは3年前までのことになる。京都や鎌倉では観光公害が住民を困らせていた◆時は期待と心配に揺れながら、コロナ以前に戻ろうとしているのかもしれない。とはいえ「ました」で終わるご縁より、ずっといい。
読売新聞 編集手帳より

・・・ました。
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