神奈川県鎌倉市といえば、自然豊かで長い歴史をもつ街として有名です。
覚園寺(かくおんじ)もまた、長い歴史を誇るお寺です。
伝統行事が多く開催されているため、お近くにお引っ越しの際は身近な場所になることでしょう。
こちらの記事では神奈川県鎌倉市にお引っ越しをご検討中の方に向けて、覚園寺の歴史と見どころをご紹介します。
神奈川県鎌倉市にある覚園寺の概要
神奈川県鎌倉市にある覚園寺の始まりは、1218年に北条義時によって建てられた大蔵薬師堂だといわれています。
その後、元寇の再来を危惧した北条貞時により、外敵退散を願うための正式な寺院として創建されました。
このような歴史から本堂は薬師堂であり、薬師如来をはじめとした薬師三尊坐像や十二神将像がまつられています。
薬師如来は、心身ともに元気であり続け、ケガや病気になった際はともに前に進む力を与える仏様です。
元気であり続けるには1日中力が必要となることから、薬師如来の右には日光菩薩、左側には月光菩薩の薬師三尊がまつられ、外側には薬師三尊を守護する十二神将がまつられています。
十二神将は干支の象徴であり、実際に神将の頭頂部には干支の動物が付けられているのが特徴です。
仏堂と自然が融合した境内では、鎌倉らしい風情が味わえます。
さらに、本堂は1354年に建てられて以降、何度も補修を重ねて使用されている伝統のある建築物です。
●所在地:神奈川県鎌倉市二階堂421
●開門時間:10時~16時
●通常参拝休止日:荒天、4月27日、8月10日、12月20日~1月7日は拝観休止(8月10日は黒地蔵縁日のため0時~12時までは拝観可能)
●アクセス方法:JR「鎌倉駅」東口5番バス乗り場から大塔宮行きバス乗車「大塔宮バス停」下車徒歩10分
●駐車場:専用駐車場あり
神奈川県鎌倉市にある覚園寺の見どころ
覚園寺の見どころは、伝統的な年間行事の数々です。
とくに、毎年8月10日におこなわれる黒地蔵縁日の施餓鬼会は深夜0時から参加できることから、「くらやみ参り」とも呼ばれて親しまれています。
お堂の奥に立つ黒地蔵は、罪人の苦しみを和らげるために獄卒に代わって火を焚き、すすで真っ黒になったと伝えられています。
万人に対して供養心をもつことで、亡くなった方の冥福や自分自身の心の安寧につながるのです。
さらに見どころの1つとして知られるのが、境内奥にある山稜部です。
境内奥から標高150mほどの山頂部まで広がるこの場所には百八やぐら群などがあり、静寂な宗教空間が広がっています。
覚園寺は山稜部も含め境内全域が史跡に指定されているため、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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まとめ
神奈川県鎌倉市にある覚園寺は1354年に建てられて以降、何度も補修を重ねて使用されています。
なかでも、伝統的な行事が1年をとおしておこなわれているのが特徴です。
境内奥にある山稜部では、見どころの1つとしても知られているため、お引っ越しの際は一度訪れてみてください。
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