寺社仏閣が多く、その歴史の長さで注目される鎌倉市ですが、実は隠れた梅の名所があることをご存じでしょうか?
美しく咲き乱れる梅の花を楽しめるだけでなく、鎌倉市の観光スポットのなかでも穴場といえる存在なのです。
今回はそんな隠れた名所「十二所果樹園(じゅうにそかじゅえん)」の見どころをご紹介いたします。
鎌倉市にある十二所果樹園の概要
十二所果樹園は、鎌倉市・横浜市・逗子市の市境に広がる丘陵地帯にある果樹園です。
古くは鎌倉と横浜をつなぐ生活路であった「朝比奈切通し」の近くにあり、周囲を深い森に囲まれた山腹に広がっています。
果樹園といっても果物があるわけではなく、梅や柚子、栗などの木々が、広々とした山腹を覆うように育っています。
この十二所果樹園は、鎌倉の古き良き風景を守る「公益財団法人鎌倉風致保存会」によって守られている緑地のひとつ。
2006年に団体によって果樹園全体が買い上げられ、会員や市民ボランティアの手によって、大切な自然が守られているのです。
そんな十二所果樹園ですが、山の中にあるために駐車場がありません。
最寄りのバス停「十二所神社」から朝比奈切通しまでのルートを歩いていくことになるので、ハイキングで訪れることをおすすめします。
十二所果樹園の基本情報
●所在地:神奈川県鎌倉市十二所576
●アクセス方法:京急バス「十二所神社」より徒歩約20分
●駐車場:なし
鎌倉市にある十二所果樹園の見どころ
十二所果樹園の最大の見どころは、園内に約400本あるという、鎌倉最大ともいわれる梅の木々。
例年2月には見頃となって、一面に白梅が咲き乱れる光景を眺めることができます。
梅の花が咲き終わり果実が実る6月頃には、即売会が開催されており、収穫された無農薬の梅の実を購入することも可能です。
さらに梅以外にも約200本の栗や、約40本の柚子が植えられており、時期によってさまざまな顔を見せてくれます。
十二所果樹園の中央には、簡単なピクニックテーブルとベンチが整備された展望台があります。
標高149mの展望台から悠然と佇む富士山や、千葉県の房総半島を眺められる隠れた名スポットです。
周辺スポット
十二所果樹園へのアクセス道となる朝比奈切通しは、鎌倉時代に鎌倉と横浜の往来を支えた古道です。
その周辺にも歴史的史跡がいくつかあり、岩肌を小さな滝が流れている「三郎の滝」や、梶原景時が太刀を洗ったといわれる「梶原太刀洗水」を見ることができます。
十二所果樹園へのハイキングをしながら、周辺の歴史スポットも巡ってみてはいかがでしょうか?
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まとめ
歴史的名所はもちろんのこと、豊かな自然が残っているのも鎌倉市の魅力のひとつです。
大切に残された自然が感じられる、十二所果樹園を訪れてみてはいかがでしょうか。
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