数ある鎌倉市の歴史的史跡のなかでも、隠れた名所といわれているのが「寿福寺」です。
今回はテレビ番組でも紹介された寿福寺の魅力と見どころをご紹介いたします。
鎌倉市にある寿福寺の概要
寿福寺は北条政子が夫・源頼朝の菩提を弔うために、正治2年(1200年)に明菴栄西を招いて開いた寺です。
建長寺、円覚寺に続く「鎌倉五山」第三位の寺で、日本における臨済宗の開祖である栄西が開いたことから、臨済宗建長寺派となっています。
そのような歴史と格のあるお寺にも関わらず、観光地としてはあまり知られていないことから、自然と歴史を感じながらゆったりと散歩を楽しめるスポットでもあります。
静かで深い森のなかに、整然と並べられた石畳の参道や、格式ある建築様式の山門が佇む様を見て、静けさに浸る時間を過ごせます。
現在は中門の手前まで一般公開されていますが、正月やゴールデンウィークなどの特別公開時には境内も参拝可能です。
御朱印もいただけるので、欲しい方は内玄関の受付に立ち寄って、欲しいことを伝えましょう。
寿福寺の基本情報
●所在地:〒248-0011 神奈川県鎌倉市扇ガ谷1丁目17-7
●拝観時間:自由
●拝観料:志納
●アクセス:JR・江ノ島電鉄「鎌倉」駅より徒歩約10分
鎌倉市にある寿福寺の見どころ
寿福寺の最大の見どころはやはりその「参道」です。
堂々とした総門をくぐると周囲が静謐な空気へと変わり、総門から本堂へ真っすぐ伸びた参道が見えます。
高い木々に囲まれた森の中に、桂敷きという技法で整然と並べられた石畳の参道は、鎌倉でも随一の美しい意匠だといわれています。
また周りの木々は四季折々の姿を見せることでも知られ、とくに紅葉の時期の鮮やかで儚い光景は一見の価値があります。
参道を抜けた山門の向こうには、江戸時代に再建されたといわれる禅宗様の仏殿がひっそりと佇んでいます。
普段は拝観できませんが、仏殿のなかには宝冠釈迦如来像や、鶴岡八幡宮から移された仁王像、源実朝像や栄西坐像などが収められており、特別拝観の際には見ることができます。
北条政子・源実朝の墓
寿福寺の仏殿の裏手、源氏山のなかにはやぐらがあり、そこには北条政子と源実朝の墓といわれる「五輪塔」があります。
源実朝の五輪塔があるやぐらは、牡丹唐草の模様があしらわれていることから「唐草やぐら」とも呼ばれ、彩色がかすかに残っています。
また同じ裏山の墓地には陸奥宗光や高浜虚子、大佛次郎などの著名人の墓もあることで知られています。
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まとめ
北条政子と明菴栄西によって開かれた寿福寺。
そこには静謐な自然と、長い時間を経ても美しい歴史的な文化財が今も残っています。
自然に癒されに、久遠の歴史を感じに、寿福寺を訪れてみてはいかがでしょうか?
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