鎌倉幕府のお膝元として栄えた鎌倉市には、今もさまざまな歴史的スポットが存在しています。
今回は、そのなかからテレビ番組でも紹介された「常楽寺」について、その見どころをご紹介いたします。
鎌倉市への観光や引っ越しをご検討されている方は、ぜひご覧ください。
鎌倉市にある常楽寺の概要をご紹介
常楽寺とは嘉禎3年(1237年)に建立された、長い歴史を持つ寺院です。
時の執権、北条泰時が祖母の供養のために建てた「粟船御堂」がはじまりで、泰時の死後、その法名から常楽寺と名付けられました。
また臨済宗建長寺派の常楽寺は、日本の禅宗のはじまりである建長寺を開山した「蘭渓道隆」が建長寺の建立まで住んでいたことでも知られています。
そのため常楽寺は建長寺の根本であるとして、日本の禅宗で世界ではとくに重要視されている存在です。
深い木々に囲まれた境内のなかには、かつての風貌を残す建築物が現在も建っており、鎌倉と常楽寺が辿った歴史を感じられるスポットになっています。
常楽寺の基本情報
所在地:〒247-0056 神奈川県鎌倉市大船5丁目8-29
拝観時間:9時00分~16時00分
拝観料:志納
アクセス:JR「大船」駅より徒歩約15分/JR「北鎌倉」駅より徒歩約17分/江ノ電バス「常楽寺」停より徒歩約5分
鎌倉市にある常楽寺の見どころをご紹介
ここからはそんな常楽寺の歴史と雰囲気を感じられる、見どころスポットをご紹介いたします。
①山門
常楽寺の参道を歩いていくと、まず見えてくるのが17世紀に建築された「山門」。
鎌倉市の指定文化財にも指定されており、茅葺きの屋根と、門の間から見える深々とした緑が厳かな雰囲気を醸し出しています。
②仏殿
山門を通り、境内を真っ直ぐ歩いていくと荘厳な「仏殿」が見えてきます。
仏殿内には本尊の阿弥陀如来像とともに蘭渓道隆像が安置され、天井には狩野雪信の作といわれる「雲龍図」が描かれています。
③文殊堂
仏殿の隣には、山門と同じ茅葺き屋根の「文殊堂」が建っています。
なかには蘭渓道隆ゆかりの文殊菩薩坐像が安置されているのが見どころです。
④北条泰時の墓
常楽寺の境内から外れた裏山のなかには、常楽寺を建立した北条泰時の墓がひっそりとたたずんでいます。
北条泰時は鎌倉幕府の三代目執権で、御成敗式目の制定などをおこなった、歴史的人物です。
⑤木曽塚(木曽義孝の墓)
同じく裏山のなかには、木曽義孝の墓と伝わる塚があります。
木曽義孝は源頼朝と戦った木曽義仲の嫡男で、和議のための人質として鎌倉に捕らえられていました。
しかし木曽義仲が討たれたことにより、頼朝に追われる身となり、埼玉県の入間川のほとりで命を落とし、鎌倉に首を運ばれたといわれています。
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まとめ
今回は鎌倉市の常楽寺をご紹介いたしました。
常楽寺が誇る長い歴史を感じ、その裏に隠された儚い生涯を送った人物に思いを馳せに、常楽寺を訪れてみてはいかがでしょうか?
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