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2021年10月26日(火)
美智子さまがかつて詠まれた歌を思い出す。<春の光溢るる野辺の柔かき草生くさふの上にみどり児を置く>◆本紙「四季」欄の執筆者、長谷川櫂さんの感想を引く。<何と柔らかな歌だろうか。若草の上で笑っている赤ちゃん。この「みどり児」は秋篠宮家の眞子さまである。両陛下の初孫だった。光、柔かき、みどりという、ときおり現れて消えてゆくイの音が草の葉に揺れる木漏れ日のようではないか>◆眞子さまは上皇ご夫妻に結婚のあいさつをするため、東京・高輪の仙洞せんとう仮御所を訪問された。コロナ禍の影響で、会われるのは1年7か月ぶりだという◆皇族としての最後のあいさつ、といえば公の立場が強調されて、いささか堅苦しい。かわいがってもらった祖父母への結婚前のあいさつ、というべき面が当然あるだろう。ご夫妻は若草の上で笑うみどり児を思い出されたのではないか。この3年ほどはお相手のトラブルが話題になるたび、幸せとは何かと国民も考える歳月だったにちがいない◆儀式を見送り、公費のお世話にもならない幸せの成り方を選ばれたプリンセスが旅立つ。新生活に光溢あふるることを。
読売新聞 編集手帳より

お二人の結婚が成立。
結婚会見の質疑応答取りやめは当然だろう。
静かにお見送りしたい。
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