2019年10月に施行されたキャッシュレスポイント還元事業にともない、日本全国でキャッシュレス化が急速に進み、普及しています。
QRコード決済を使って、キャッシュレスで支払いをするようになった方も多いのではないでしょうか?
多くのお店や企業がキャッシュレス決済を導入しはじめていますが、賃貸を含む不動産業界のキャッシュレス化は実現するのでしょうか?
この記事では、賃貸におけるキャッシュレス決済の現状について解説します。
近い将来、賃貸家賃をキャッシュレスで支払うことが可能になるかもしれません!
賃貸におけるキャッシュレス決済の現状:推進されるキャッシュレス決済方法
小売店や飲食店などの多くは、すでにキャッシュレス決済を導入しています。
しかし、不動産業界においては、キャッシュレス決済化がなかなか進んでいないのが現状です。
そんななか、少しずつ賃貸の家賃支払いにキャッシュレス決済を導入する動きが出始めています。
賃貸家賃の支払いにおけるキャッシュレス決済では、クレジット決済方法が現状では一般的です。
賃貸家賃のクレジット決済方法は、賃借人にとっては多くのメリットが得られます。
毎月、家賃振り込みを行う手間と振り込み手数料がなくなり、さらにクレジットカード利用によりポイントが貯まります。
管理会社や大家側も、クレジット決済方法であれば家賃の未払い防止につながるため、メリットがあるのです。
しかし、クレジット決済の手数料は、原則として不動産会社側が負担する仕組みであったため、それにかかるコストをネックと考える不動産会社が多く、キャッシュレス化が進まないのが現状でした。
そんななか、大手不動産会社が賃貸家賃のクレジット決済をスタートさせ、月々の家賃から、入居費、退去費までのすべての精算をクレジット決済することを実現させています。
また、キャッシュレス決済として浸透しているQRコード決済方法を取り入れた不動産会社もあり、今後不動産業界においてもQRコードのキャッシュレス決済が普及すると考えられます。
賃貸におけるキャッシュレス決済の現状:家賃をキャッシュレス化するメリット
現状、日本ではQRコード決済の普及が加速しています。
では、家賃をキャッシュレスのQRコード決済にすると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
これまで不動産業界でキャッシュレス化が進まなかった原因のひとつは、クレジット決済にするには導入初期費用がかかることでした。
カード支払いの手数料は、4%から7%となっています。
一方、QRコード決済の場合だと初期導入費用はほぼかからず、手数料も3%から4%となっています。
このように、クレジット決済に比べて、QRコード決済は初期費用や手数料がかからないことが大きなメリットであり、不動産業界においても今後導入が進むと考えられます。
さらに、QRコード決済を導入すれば、入居者はキャッシュレスポイントを貯められるため、賃貸入居者の満足度もアップします。
併せて、家賃をQRコード決済でキャッシュレス化するデメリットについても確認しておきましょう。
QRコード決済はバーコードの読み取りが必要であるため、入居者は支払いのために店舗へ行かなければならず、これは面倒といえるでしょう。
店舗側も家賃支払いに対応しなければならず、手間が増えます。
また、セキュリティ対策も必要であり、不動産関係者はQRコード決済に関する知識をしっかりと身に付けなければなりません。
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まとめ
現状では、賃貸家賃のキャッシュレス化はやっと進み始めた段階です。
しかし、今後は普及が進み、賃貸に関するすべての支払いがキャッシュレスで済むようになるかもしれません。
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