秋といえば「芸術の秋」という言葉がありますが、少しずつ色づいていく木々を見ていると、なんだか芸術に触れたい気持ちになりませんか？
鎌倉市には、歴史を感じる美術館や近代美術館、博物館など素敵な芸術に触れられる場所がたくさんあります。
そろそろ空気が冷たく感じ始める今の季節にぜひ訪れてほしい、鎌倉市にあるおすすめの美術館をご紹介します。
建物自体も芸術「鎌倉芸術館」「鎌倉文学館」
鎌倉芸術館
鎌倉の北に位置する、緑に囲まれた近代的な文化施設です。
豊かな響きを持つ大ホールや小ホールなど充実した施設があり、クラシックや舞台演劇から落語まで、さまざまな芸術を発信しています。
普段触れることのない分野の芸術に触れてみるのもいいですね。
また、川砂利の道と竹林のコントラストがとても美しいギャラリーも見どころです。
鎌倉文学館
夏目漱石や川端康成、芥川龍之介、与謝野晶子など、鎌倉にゆかりのある文学者や鎌倉文士をテーマにした鎌倉市立の資料館です。
格調と気品あふれる建物自体も、国の登録有形文化財となっており、館の中の窓からは湘南の海が一望できます。
館内には、鎌倉ゆかりの人物の直筆原稿や手紙、愛用品などが展示されています。
また、広大な庭園と美しいバラ園も見る者の心を癒してくれます。
仏像から現代アートまで「鎌倉国宝館」「神奈川県立近代美術館」
鎌倉国宝館
災害時の文化財の保護を主な目的として設立した施設です。
大正時代に発生した「関東大震災」の際、鎌倉に存在した数多くの文化財が被害を受けたことを教訓に設立されました。
主に鎌倉市内の神社や寺院から寄贈されたものが収蔵されており、国宝や重要文化財も収蔵されています。
鎌倉時代から室町時代のものを中心に、展示、保管されています。
特に、仏像好きな人にぜひ訪れてほしい国宝館です。
神奈川県立近代美術館
日本で最初の公立近代美術館として1951年に開館され、20世紀を代表する建築家ル･コルビュジエの愛弟子、坂倉準三により設計されました。
ゴッホやフランシス・ベーコンなど海外の有名画家の作品をはじめ、大正期の日本近代美術に足跡を残した作家や貴重な戦前作品、戦後美術から現代美術まで幅広い展示会が随時開催されています。
また、チェコのデザイナーによる家具や食器などの作品の展示も行われ、さまざまなジャンルの展示品を見ることができます。
要チェック｜鎌倉市 物件一覧
まとめ
「芸術」と一口にいっても、絵画から仏像、音楽まで幅広いジャンルがあります。
今回ご紹介した施設を巡って、新しいジャンルの芸術に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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