地元でとれる食材を使ったご当地グルメ満載で、駅弁を食べればその地域の特産品を知ることができます。
そこで今回は、神奈川県鎌倉市の大船駅で買える人気の駅弁「鯵の押寿し」をご紹介します!
大船駅で駅弁を買うならココ!鯵の押寿しを販売する大船軒がオススメ!
「大船って鯵が特産品なの?」と驚いた人も多いかもしれませんね。
まずは販売している「大船軒」の歴史をご紹介しながら、鯵の押寿しの魅力にせまっていきましょう。
<大船駅開業とともにはじまった大船軒の歴史>
大船軒の創業は1898年で、120年以上もの歴史がある駅弁屋さんです。
もともとは駅前で旅館業を営んでいたのですが、大船駅の開業をきっかけに駅構内でお弁当を販売するようになりました。
最初に販売したのはサンドウィッチ!
これが日本最初の駅弁サンドウィッチで、中にはさんだハムも今では有名な「鎌倉ハム」のはじまりだったといいますから、これだけでも歴史を感じますよね!
<江の島近海でとれる鯵に着目!>
日本中の駅でサンドウィッチを販売するようになると、大船軒のサンドウィッチは珍しいものではなくなっていきました。
そこで今度は江の島近海でたくさんとれていた鯵に着目します。
日持ちがするよう寿司にすることを思いつき、握ったあとはバッテラのように押して仕上げることで形が崩れないような工夫をし、完成したのが鯵の押寿しです。
身の締まった「小鯵」だけを使い、さらに半身で一貫というぜいたくさも魅力で、サンドウィッチ以上に人気を集めていったそうですよ。
大船駅で人気の駅弁!鯵の押寿しと伝承バージョンとはどう違うの?
大船軒では2種類の鯵の押寿しを販売しています。
それぞれの特徴や味わいの違いをお伝えします。
<鯵の押寿し>
こちらは中鯵を4、5枚のそぎ身にして使っています。
小鯵の漁獲量が減っていくなかで、小鯵の代わりに使われるようになったもので、ネタは小鯵半身を使った伝承バージョンよりも薄いですが、さっぱりとした味わいで食べやすいです。
<伝承 鯵の押寿し>
こちらは押寿しの販売をはじめた当時の姿そのままで、小鯵の半身を使っています。
スタンダードを中心に販売していくなかで、小鯵がたくさんとれたときにスポット商品として販売していたもので、平成の初めに定番商品となりました。
身が厚く食感がしっかりしているので、鯵の風味をより味わいたい人にはこちらがオススメです。
どちらにも使われている伝統のあわせ酢は、お酢の風味がきつくないので、酸味が苦手な人でも食べやすいですよ。
<大船駅構内の販売所>
・南口弁当販売店(南改札入って左手、橋上コンコース)6:30~21:30
・惣菜弁当大船軒(西口、自由通路)7:30~20:00
まとめ
駅弁は列車に揺られながら食べるだけではなく、自分が暮らす街のご当地グルメを味わうという楽しみ方もできるお弁当です。
大船駅周辺へお引っ越しを検討されている方は、駅構内で販売している「鯵の押寿し」をぜひご賞味くださいね!
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