進学や就職などで引っ越しを検討している方のなかには、賃貸物件の契約が初めてでどのように進めたらよいのか分からない…そんな不安を持っている方も多いのではないでしょうか。
気に入った物件が見つかったら、スムーズに入居したいですよね！
そこで今回は、入居までにはどれくらいの期間が必要なのか、またどんな書類を用意しなければならないのかなど、知っておきたいポイントをおさえながら、お部屋探しから入居までの流れをご紹介します。
賃貸物件を契約する時の流れ：知っておきたいポイント①入居までにかかる期間
まず、自分の希望に合った物件を探すことからはじまりますが、気に入った部屋が見つかったからといって、すぐに入居できるものではありません。
では、実際入居するまでにはどれくらいの期間が必要なのか、流れを説明していきます。
＜入居までの流れ＞
申し込み…入居申込書と審査に必要な書類を、不動産会社に提出
入居審査…管理会社と大家さんがおこなう入居者審査
不動産会社の説明…契約の内容や、物件の設備の説明
初期費用の支払い…敷金・礼金や前家賃、仲介手数料など初期費用の支払い
契約締結…必要な書類を提出して引き渡し
申し込みをしてからまず入居者審査がありますが、結果が出るまでに早くて2～3日、長くて1週間ほどかかります。
OKが出てからは、必要書類をそろえなければいけませんから、この作業に時間をかけないように先に準備しておけば、スムーズに進みます。
おおまかな流れをふまえると、気に入った物件を見つけてから1～2週間の期間はみておいたほうがよいでしょう。
賃貸物件を契約する時の流れ：知っておきたいポイント②必要書類
入居までの期間を短縮するためには、必要書類を早めにそろえておくことがポイントになりますから、どのような書類が必要なのかを知っておくと早く入居まで進めます。
また、賃貸に入居するには連帯保証人が必要ですから、入居者本人だけでなく保証人に関する詳しい情報も、早めに準備しておきましょう。
＜申し込みに必要な書類＞
申込書…入居者と連帯保証人の基本情報（氏名・生年月日・連絡先など）
身分証明書…入居者と連帯保証人の身分を証明するもの（免許証や保険証）
審査用の書類…収入証明書・学校の合格通知書・会社の内定通知書など
＜契約に必要な書類＞
住民票
身分証明書（入居者と連帯保証人の両方）
連帯保証人の同意書
連帯保証人の印鑑証明
火災保険申込書
ほかにも、契約書に捺印する印鑑、家賃を引き落とす銀行口座なども必要になりますので、進学や就職で初めて一人暮らしをされる方は、申し込みをしたら早めに作っておきましょう。
まとめ
賃貸の契約は、ややこしくて難しそうなイメージがありますが、流れを知っておけばあわてずスムーズに進みます。
また、進学や就職などの引っ越しシーズンは、本人も不動産会社もあわただしい時期ですから、契約になるべく時間をかけずに、新しい住まいでの生活を早く整えたいですね！
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