鎌倉市には禅宗寺院の寺格を順序づけた「鎌倉五山」があり、今も多くの深い信仰心を持つ方や、観光スポットとしての人気を集めています。
今回はそんな鎌倉五山でも第一位の寺格を持つ「建長寺」について、その歴史や見どころをご紹介いたします。
鎌倉市にある建長寺の概要
建長寺は建長5年(1253年)に建立された、日本で初めての本格的な禅宗の寺院です。
鎌倉幕府の5代目執権、北条時頼により、宋から「蘭渓道隆」という禅師を招いて開山されました。
日本の禅宗の祖ともいえる寺院であり、最盛期には壮大な七堂伽藍を備えた、今よりも大規模な寺院であったようです。
中国禅宗寺院の伽藍配置を模して左右対称につくられていたようですが、度重なる焼失などによって、諸堂の位置や規模は創建当初とは異なっています。
しかし境内には現在も、その後の日本禅宗の基礎となった禅宗伽藍様式の建築や庭園、文化財が残されており、長い歴史と文化を感じられるスポットになっています。
建長寺の基本情報
●所在地:〒247-8525 神奈川県鎌倉市山ノ内8
●拝観時間:8時30分~16時30分
●拝観料:大人(高校生以上) 500円/小人(小中学生) 200円
●アクセス:JR横須賀線「北鎌倉」駅より徒歩約15分
鎌倉市にある建長寺の見どころ
建長寺にはさまざまな見どころがあるため、今回はそのなかでも見逃せないポイントを3つ、ご紹介いたします。
三門
国の重要文化財に指定されている山門は、高さ約30mを誇る巨大な木造門です。
現存しているのは安永4年(1775年)に再建されたもので、楼上には五百羅漢像などが安置されています。
この三門には創建間もないころに梶原景時の亡霊が現れたという言い伝えもあり、梶原施餓鬼会をおこなう場所にもなっています。
梵鐘
三門のそばには、高さ約2mほどの巨大な梵鐘があります。
建長7年(1255年)に「物部重光」という関東随一の鋳造師によって鋳造されたもので、円覚寺の鐘とともに国宝に指定されています。
建長寺の文化財のなかでは実は貴重な、創建当時から残る遺品です。
勝上嶽地蔵堂
勝上嶽地蔵堂は、建長寺の最奥に位置するお堂です。
総門からの距離は、なんと徒歩約30分。
お堂の近くには展望台があり、富士山や相模湾を見渡せる、鎌倉市でも有数の景勝スポットとなっています。
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まとめ
今回ご紹介したスポット以外にも、建長寺にはさまざまな見どころがあり、歴史好きには見逃せない場所になっています。
また境内には長い歴史を持つ建築や文化財と共に育ってきた豊かな自然もあるため、散策にもぴったりです。
鎌倉でも有数の歴史と自然を楽しみに、建長寺を訪れてみてはいかがでしょうか?
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